▪ 小型高性能な分光器と検出器が一体化した小型分光測光装置
OCM-510C:冷却型裏面FFT-CCD採用で極微弱光測光が可能
▪ 最短6msの露光時間
▪ センサ読み出し後のアンプゲインを1/2/4倍の範囲で切替可能
▪ 光ガイドファイバ採用により簡単な測定が可能
▪ 外部同期信号出力機能によりパルス発光計測に対応
▪ メカニカルシャッタ搭載モデルの選択も可能
▪ (OCM-510M or C-SUに標準搭載)
▪ PCとの通信インタフェースにUSBまたはLANを採用
OCM-510M,Cは、ツェルニターナ型分光方式を採用した 高波長精度を実現した小型ポリクロメータです。ツェルニターナ型分光器は、入射スリット、凹面ミラー×2枚、平面グレーティングから構成され、平面グレーティングに平行光束で光を入射させ、また分光された平行光束を凹面ミラーでフォトダイオードアレイ型検出器に集光するグレーティングに対し、対称な光学配置を構成することにより、湾曲した分光像を垂直に戻す働きをします。これにより波長分解能が向上する分光方式です。
また、平面グレーティングには、ブレースド・ホログラフィック・グレーティング*を採用し、周期誤差、ゴーストが極めて少ない特徴を有します。