工業用CT

diondo d2

万能型 サブマイクロフォーカスCT装置

diondo d2は、中小型部品の検査測定に対応した、多用途サブマイクロフォーカスCT装置です。非破壊検査分析から、VDI/VDE 2630 1.3に準拠した高精度な座標測定技術、製品の生産管理まで、幅広い用途に対応します。適応性の高いdiondo d2は、研究開発、故障解析、製造にいたるまで精密な品質管理をサポートします。

  • ▪  高解像度3D解析

    低密度材料から複雑な構造の検査まで、最適な3D解析を対応
  • ▪  デュアルX 線源機能

    最大 300kV のミニフォーカス、ナノフォーカスX 線管を選択することで、優れた透過性と解像度を確実に実現
  • ▪  多軸花崗岩マニピュレータ

    射線焦点と検出器の間の距離を自由に調整でき、最適な解像度を実現
  • ▪  多彩な機能モジュール

    自動検査やIn-situ解析などに対応
  • 工業用途

    強力な検出・分析機能により、製品開発と品質向上に貢献

    diondo d2は、積層造形部品、電気機械部品、プラスチック加工品(コネクタ、スイッチ、ハウジングなど)、軽金属鋳造品(ピストンハウジング、熱交換器など)、複合材料(CFK、GFK)、合金の三次元測定および試験材料 (バルブ、引張試験片など) の研究開発、故障解析、品質管理で高解像度検査を実現します。
  • ▪ 自動車産業
  • ▪ 電子部品
  • ▪ 積層造形
  • ▪ 金属材料
  • ▪ 航空宇宙
  • ▪ 複合材料
  • ▪ 生物医療
  • ▪ 寸法計測
  • ▪ 地質岩石
  • アプリケーション

    製品仕様

    反射型X 線源 190-300kV
    透過型X 線源 160-300kV
    フラットパネル検出器 3000 × 3000px, 139μm
    焦点距離 400-1200mm, 調節可
    最大有効検出範囲 Ø520 × H650mm
    最大搭載ワーク重量 50kg
    装置寸法 W2900 × D2050 × H2180mm
    装置重量 105000kg
    diControlの特長 DR機能、ヘリカルCT、断面CT、有効角度スキャン、高速スキャン、高速再構成GPU加速、ビームハードニング補正、アーチファクト補正、一括自動検出、自動幾何補正、日常検査、状態検査、VDI/VDE 2630計測モジュール
    マニピュレータ 高精度花崗岩ベース5 / 6 軸マニピュレータ

    装置構成オプション